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空のへや

空のへや

それは去年の9月末の出来事でした。
私達夫婦は、新しい趣味としてダイビングをやってみよう!と決意。
サイパンにてCカードを取得しました。
帰国の日、ダンナと一緒に買い物に行きました。
平日だったので、ゆっくりご飯を食べて・・・

私「あっ!!ペットショップがあるよ~見てもいい?」
ダンナ「欲しくなるからダメ~!」
私「ちょっとだけでいいから!行こ!!」

強引に入ったペットショップ。
そこに空がいました。

生後4ヶ月と2ヶ月のロシアンブルーの子猫。
観察すると、4ヶ月の子はすごく元気!!
狭いショーウィンドウのなかで三角飛びをしたり、ペットシーツにタックルしたり・・・
やんちゃでかわいい盛りでした。
ショーウィンドウの外から手をひらひらさせると、興味しんしんで近寄ってきます。

2ヶ月の子は、ずーと寝ています。起きても、私に見向きもしません。
可愛いのですが、なんだか拗ねているように感じました。

1時間くらい、ぼ~と観察していた所、ペットショップのお姉さんが
「お出ししましょうか?」と声をかけてきます。
「情が移ると困るので、結構です。」
と断る私。でもすでに空の魅力にメロメロになっていたようです。
さらに立ったまま空を見ている私達。
結局お姉さんが空を出してくれました。

すると、あんなにやんちゃだったのに、すっかり大人しくなりました。
人見知りするのかな?
抱っこすると、お姉さんの顔を見ては小さい声で鳴いています。
抱くと、もうダメ!
私の中ではこの子は家に来る運命だ!!と思ってしまいました。

が、あくまでも冷静なダンナ。
絶対ダメって言うだろうな~と顔を見たら。
なにやら複雑な表情をしています。

私「ダメ?」
ダンナ「ほんとは俺も欲しいと思ってる!」
私「ほんとに?」
ダンナ頷く。

こうして我が家に来ることになりました。
家は物が多いので、ペットショップに一週間預かってもらい急遽部屋を大掃除。
階下の人に迷惑になるので、その日に防音カーペットを注文しました。

前からロシアンブルーを飼ってみたかったのですが、家を建てるまでは我慢我慢!
と決めていたのに。
順番が逆になってしまいました。


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